愛用の鍵

毎日使っている鍵を、たまには改めてしげしげと眺めてみてください。
意外と細かいキズがついていたり、汚れていたりすることがあります。
また、古い鍵だと摩耗して形が変わっていたり歪んだり曲がったりしていることがあります。
特にギザギザのカギというのは古いカギのため曲がっていることがあります。カギの根本から違う方向に曲がっていたり、真ん中のあたりから左右にゆがんでいるといったことがあるそうです。

ディンプルキーという平たい鍵を使用している場合は曲がったり折れたりすることもあまりありません。
ギザギザの鍵はギザミが深いと変形してくると折れてしまう可能性もあります。ギザギザの刻みが深いとその箇所の強度が低いため曲がりやすくなるのです。

鍵の曲がりが軽度であれば抜き差しがしにくくなりますが、歪みが激しいと折れてしまいます。
鍵をさした状態で折れてしまうと鍵が抜き取れなくなってしまい、鍵交換が必要なこともあります。

曲がった鍵は逆に曲げれば元に戻るというわけでもありません。逆向きに力をかけて元に戻そうとすると却って折れてしまうことがあるそうです。

このように形が変わった合鍵は使用するのをやめて新しい合鍵を作るようにしましょう。
ちなみに使わなくなった鍵を捨てる場合、そのままゴミに出すのではなく真ん中あたりをペンチでねじ切って捨てるなど、形を変形させて捨てるようにしましょう。